終夜睡眠ポリグラフィー検査のお知らせ
最近は、ストレスの増加や生活スタイルの夜型化などから、不眠症を訴える人が増えています。不眠は虚血性心疾患のリスクに結びつきますし、また日本人における睡眠時無呼吸症候群の潜在患者は200万人(人口の1.7%)と言われており、睡眠障害は大きな問題になっています。
当科では終夜睡眠ポリソムノグラフィーを施行し、以下の疾患の診断、治療に役立てております。適応疾患としては、
(1)睡眠時無呼吸症候群
(2)むずむず脚症候群(下肢の耐えがたい異常感覚により睡眠が障害される)
(3)睡眠時のパニック発作
・・・・など睡眠中の呼吸・心拍・生理状態から確定診断を行うものや、
(4)不眠症や精神・身体疾患に伴う睡眠障害
・・・・といった、睡眠の状態を客観的に把握し睡眠の質の改善に役立てるもの、
(5)いわゆる自律神経失調症における夜間自律神経機能の検査
などがあります。
検査内容としては、脳波、眼電図、筋電図、心電図、いびき/呼吸/体位センサー、SpO2センサーにより、睡眠時の呼吸生理状態を検査します。また終夜のビデオ撮影や、心電図R-R間隔の周波数解析による夜間の自律神経機能を各睡眠ステージと併せて評価することも可能です。
上記に加え、睡眠状態の問診、睡眠日記なども合わせ睡眠の状態を総合的に評価します。
治療としては、睡眠時無呼吸症候群に対しては、タイトレーションによりnasal CPAP(経鼻的持続気道陽圧療法)の治療圧を処方し、在宅でCPAP療法を施行していただくことが可能です。
不眠症や様々な精神・身体疾患に伴う睡眠障害に対しては、睡眠脳波の解析結果を参考に投薬の変更を行っております。
以上の検査は、1泊2日の短期入院にて施行可能です。
詳細は、当科外来やe-mail、FAXでおたずねください。







