CROSS TALK 03
MEMBER
末松 孝文
伊津野 巧
大杉 康司
平 加奈子
田中 貫平
伊津野 僕と末松はクリクラに来ていたし、学生の頃からある程度雰囲気は知っていたのですが、心療内科は教育体制も充実しています。大所帯ではないからこそのあたたかさがありますね。
末松 ホントにそう。学びやすい雰囲気が魅力です。
平 私は他大学出身ですが、初めてホームページ見た時はビックリしました!みんなすごい笑顔の写真ばかりで。面接の後も、医員室でワイワイみんなで話してる雰囲気がすごくありがたかったというか。にこやかな雰囲気で、入局当初から安心感がありました。
大杉 私も小児科という畑違いの科から九大の伝統的な心療内科に入りましたが、疎外感なんてまったくありません。違和感なくあたたかく迎えてもらえました。
末松 あと入局して驚いたのは、1年目から仕事を任せてもらえるところ。最初のうちは教えてもらいながら徐々に…と思いきや、結構一人で面接をしたり、様々な仕事を経験させてもらえます。
田中 しかもそれをすぐにフィードバックしてもらえるから成長が早い。普通は面接の振り返りとかこんなに細かくしてもらえませんよね。
平 面接が終わるたびに指導医の先生が声をかけてくれてアドバイスをくれたり、上の先生の面接にも入らせてもらえたり。サポート体制はかなり手厚いと思います。
大杉 面接自体はひとりで行うけれど、外来主治医や病棟主治医の先生もついてくれることで、1年目の人も2年目の人も、自分の役割を精一杯やることができて、自分の立場で患者さんに向き合うことができる。この体制も、学びのスピードが早い理由ですよね。チームの一員という感じがします。
伊津野 バックがしっかりしているというか、枠組みがきちんとできているからでしょうね。ある程度自由にやらせてもらえて、チームで相談しながら、最終的に治療としていい方向にまとめていく。先生方はもちろん、病棟の看護師さんや心理士さんなど、みんなに抱えられている感じがします。
大杉 入院患者さんの中には複雑な背景を持っている方も多いので、仕事中はついそのことを考え過ぎてしまうこともありますが、その分、休日はリラックスするようにしています。当直や外勤がなければ基本的に土日は休みなので、オンとオフの切り替えは上手になりました。
田中 たしかに、週末2日間でプライベートも充実できますよね。私はロードバイクで外出したり、ヨガやったり。2月はインドまで行ってヨガを受講してきました。
末松 本格的ですね!私も海外旅行は好きで、ここ3年でキルギスとかロシアとか旧共産主義の国にいくつか行きました。
伊津野 収入の面でも休日の面でも、ワークライフバランスのいい科だと思いますね。
平 私は休日だけじゃなくて、普段ここで皆さんとお話している時間も、いい気分転換になっています。医員室でコーヒー飲みながら、仕事のことだけじゃなくて世間話とか愚痴とか、何でも遠慮なく話せる。私を含めて、特に入局1~2年の人はわからないことも多いので、この雰囲気は本当にありがたい。
大杉 自分自身のことも心療内科的に考えるからか、普段のコミュニケーションもうまくなった気がします。私生活でもあらゆる面で人間関係がとてもスムーズになった。心療内科の雰囲気がいいのは、これも理由の1つでしょうね。
末松 ここでの経験は、なんの仕事にも使えますね。内科の診察でも、心療内科で学んだことが多いに役立っています。汎用性が高いですよね。